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「想うこと」から始めるクリエイティブ | 株式会社小学館
クライアントのため、ユーザーのためにしっかりと設計する
小学館さまと最初にお仕事をさせていただいたのは、『@DIME』のメディアサイトの改修作業ですね。 以前から運用されていたCMSであるMovable Typeから、WordPressへの移管作業も含めて、フロントエンド、バックエンド等、一貫して担当させていただきました。制作させていただいたのはメディアサイト。ユーザーの方が見やすい設計はもちろん 媒体価値を高めていくために、PDCAをより実行しやすい運用体制を構築するのはもちろん、管理負荷の軽減や広告運用のスピード感を高めるための更新頻度の向上など、運用の方法までも設計させていただくことを心がけました。
また、雑誌紙面との差別化や、webというメディア特性を活かしたターゲット選定を、編集部の方々と詰めていきコンテンツなどの中身についても、しっかりと設計を施したサイトになっています。
すべての発端は「相手を想う」というところからだった
サイトの仕様や設計部分、はたまた進行管理の方法など、すべてに共通する点は相手を『想う』こと。 見てくれるユーザー、そして運用される方のことを「想って」最適だと思うものをアウトプットする。 その姿勢が、制作物のクオリティを向上してくれると私は想っています。
『想う』という認スタンスをみんなで共有しながら制作を進めることが、クライアントの期待を超えるものを創り得る必須条件だと感じることがあります。
それはただ意見を聞いて、その通りに実行するということではなく、目標に対して、一番最適だとおもうことを、提案していくことにもつながります。
メディアサイトも収益モデルを作ることを目指すという点では、一つのサービスを作り上げるようなものだと思います。
その目標に対して僕たちができる最適なことはなんなのか、しっかりと理解しながら業務に当たらせてもらう。たとえば、解析結果や編集方針をしっかりと理解した上で、その作業自体の『意味』を理解した上で、作業をするのとしないとでは対応させていただくスピード感や、アプトプットの精度も違うと思うのです。
しっかりと作業の『意味』や、クライアントの『置かれている立場』など、広い視野で案件と向きあうことはとても大切なことだと思います。
コミュニケーションは必須条件 自分らしい+αをいかに生み出すか
作業の『意味』や『立場』を理解したうえで、しっかりとクライアントの方々とコミュニケーションすることが必須だと思っています。しっかりと耳を傾け、独りよがりにならない提案をできるか、そしてプロとしての最良のアウトプットができるか、とても大切だと思っています。
また私たちの制作はチームクリエイティブです。社内のメンバーともしっかりとコミュニケーションをしてものを生み出していかなくてはならない。時には議論することもあるかと思います。その中で意見を尊重しながら、何が最適なのかを皆で考えることも必要な手順です。
私たちの行動指針のなかに『Communication & _ 』という言葉があります。コミュニケーションは必須で、それにプラスα、自分なりの個性、得意分野を持って欲しいという思いからです。それは『誰かを想う』ことにつながっていればなんでも良いと思っています。みんな違っていいとも思います。その個性がこれから先のDEPARTを作る可能性として成長してくれると、私自身、同時に信じているからということもあるかもしれませんね。
「想うこと」でイイ会社、イイ社会を作る。
いま社内では退職金制度や、社内交流のツールとなってくれるような制度を設けて、実際に運用してます。 私自身も社員のことを『想って』最良に働くことのできる環境を作っていきたい。オフィスの空間作りについてもそういった思いから生まれました。そしてまずDEPARTを『イイ会社』にしていくこと、そしてその『イイ会社』が様々なクライアントさまのサービスや、プロモーション、またブランド構築のお手伝いをさせていただくなかで、『イイ社会』が作れればと想っています。
そのためにも、日々丁寧に『想うこと』と『創ること』を続けていきたい。
そしていつかその大きなミッションを達成できたらいいなと想っています。
DEPARTはもっと成長できると思います。だから日々精進していきたいですね。
まとめ
案件を通して、仕事を通して、そして事業を通して一貫する「想像する姿勢」。この姿勢があるからこそ、DEPARTには、 長期的にお付き合いさせていただくクライアントが多いのかもしれません。真剣に、そしてクライアントやユーザーに 親身になりながら、お仕事に取り組むスタイルも「DEPARTらしさ」の一つなのかもしれません。