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ロゴ制作プロセス④ロゴ全体の最終精微 | 方波見牧場 精肉ブランド「やまの華豚」

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ロゴ制作プロセス④ロゴ全体の最終精微 | 方波見牧場 精肉ブランド「やまの華豚」

ロゴ制作プロセス④ロゴ全体の最終精微 | 方波見牧場 精肉ブランド「やまの華豚」

ロゴ全体の基本形が決まったら、全体の最終精微の工程に移ります。 作られたロゴが、ターゲットに受け入れられ、所有者に長く使われ、双方に愛されていくためにも、比率やバランスを細かく定義した、コンストラクションガイドを持つ必要があります。

コンストラクションガイド設計

コンストラクションガイドとは、方眼や黄金比など幾何学的なグリッドと組み合わせることで、要素の高さを統一したり余白を効果的に使うことのできる補助線のことを指します。このガイドを設定しておくことで、あらゆる媒体でのロゴの使用に際して、視覚的な調和と意図したデザインを保つことが可能です。要件次第ではロゴのアイデア出しのフェーズから取り入れるケースもありますが、アイデアの派生や呼水との掛け合わせが制限されてしまうこともありますので、最終精微のフェーズにて定義することをおすすめしています。

 

一般的に用いられるコンストラクションガイド例

コントラクションガイドに用いられる比率は様々です。ベースとして、正方形グリッド・黄金比・大和比(白銀比)が用いられ、そこから変形させたり独自のガイドを足したりと最終系はそれぞれの表現企画に合わせて定義されていることが多いです。

検証を重ね、シンボル・タイポグラフィ共に基本形は全て長方形のシェイプのため、よく馴染んだ大和比(白銀比)をベースにコンストラクションガイドを調整していきます。

 

大和比で整形

大和比(白銀比)の比率をベースに、長方形・楕円のバランスを検証していきます。あらゆる比率バランスで検証し、絞り込みを行なっていきます。

最終精微

コンストラクションガイドが決まったら、最終精微調整を行います。

今一度、表現ロジックやブランド構成要素を確認しながら、細かい視覚的調整を重ねていきます。 コンストラクションガイドだけで形成してしまうと、視覚的に心地よいバランスや余白感が損なわれる可能性がありますので、同時に錯視的な細かいケアを行なっていく必要があります。

レイアウトバリエーション展開

最終精微調整が完了して、ロゴ全体がようやくFIXされました。 横組ロゴ同様に、縦組みも大和比で同じように比率バランスを検証し、絞り込みを行います。

ロゴの整形完了

多くの工程を経て、ロゴの形が完成しました。