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制作会社が考える、全国採用とフルリモートワーク課題!宮城・愛媛・高知メンバーとのリモート座談会
トークメンバー
末廣 和弘
クリエイティブdiv.課長 アートディレクターチーフデザイナー
2018年入社 2023年2月より高知県安芸市へ移住
吉田 圭吾
クリエイティブdiv. チーフフロントエンドエンジニア
2021年入社 宮城県仙台市
二宮 優大
クリエイティブdiv. フロントエンドエンジニア
2022年入社 愛媛県松山市
モチマスがファシリテーターを務めました。
自己紹介!
ー 早速!それぞれ住んでいるところのご紹介を。
吉田:
吉田です!宮城県仙台市に住んでいます。
東北では割と人気があり人も多く、周りの県から人が集まっています。東北のニューヨークと呼ばれています。
車移動が主ですね。住んでいるところはとても静かで鶯が鳴いてます。静寂な森の中で仕事しています。笑 めちゃくちゃ働きやすくて、気に入っています。
吉田さん撮影:杜の都・仙台「定禅寺通」
二宮:
二宮です!愛媛県松山市にいます。四国の中では割と都会にいますが、僕も車移動が主ですね。こちらではほぼ電車に乗ったことがないです。笑
雪も降らず、夏も海沿いなのでそこまで暑くない気候がとても心地よいところです。
都会の方ではあるのですが、山も海も近いので、休みの日は釣りをしたりキャンプをしたり、自然の中にいます。
二宮さん撮影:愛媛・松山「夜の道後温泉」
末廣:
高知県安芸市に住んでいます、末廣と申します。安芸市は高知のポートランドって言われています。笑
山と川と海と、でも中央にはお店もあって、共存してる街です。
海の前に住んでいて、今日も浜で待ち構えていようと思ったんですが。(少し移動して海を見せてくれました!)夜は真っ暗で、恐ろしいくらい。笑
地元の人との交流もあり、地元の野菜とかもらったり何かお返ししたり。
末廣さん撮影:高知県安芸市「ベランダからの眺め」
二宮:
僕も今畑をはじめていて、アスパラを育ててます!親戚がみかんやブロッコリーをやってるのでやっぱりもらいますね。笑
来年から収穫できるので楽しみです。
リモートワークの転職
(前段がとても楽しくって長引いちゃいました...
ー さて、吉田さん二宮さんは地方から東京の企業を受けて転職という形でしたが、東京の企業での転職活動を行なっていたときに、特に重要視していた点は?
二宮:
リモート勤務であれば、大阪だったり東京だったりをみていました。
自分の中では今のスキルにマッチしていてかつ、+アルファのチャレンジできるところを探していました。
サイトの記事をよく見ていましたね、メンバーの。どこに入社してもそうですが、地方組としての関わり方は少し不安な部分もありましたので、なるべく雰囲気や文化や、コミュニケーションを見るようにしていました。どうゆう方と仕事ができるのだろうと。
ー やはり対面でない分、コミュニケーションをどのようにとっていけるかは重要なポイントになるよね。
二宮:
そうですね。学ぼうとした時に、対面でメンバーと仕事していた方が良いのかなという思いもありました。自分がどれくらいスキルがあるか、そしてチャレンジできるか、というところも踏まえて、コミュニケーション部分は大切に考えていました。
吉田:
僕は元々リモートワークに抵抗がなくて。前職で拠点が分かれている方々とのやりとりが多かったので慣れていたこともあります。
むしろ、家族やライフワークバランスを大事にできる働き方を重視していて、フルリモートワークを前提とし転職活動していました。
企業としては制作会社と事業会社と、両方見ていました。どちらにもメリットはあるなと。
Web制作をするにしても、地方と東京ではやはりやり方が違うので"東京の仕事"ができるところを探していて。
事業会社は結構フルリモートの企業があるんですが、制作会社の良いなと思っていた企業では、フルリモートって数が少ないんですよね。
二宮:
そうなんです、僕も少ない印象でした。週3日まで、とかが多かった感じですね。
吉田:
そうそう。
その中で、働きやすそうで自分のやりたいこと仕事ができるところで、と総合的に考えてデパートに決めました。
デパート入社後について
ー 二人ともそれぞれ、リモートワークに可能性を感じ転職活動を。実際に、デパートに入社してからのリモートワークは、ぶっちゃけどうでしたか?
二宮:
吉田さんに3ヶ月メンターしていただいて、毎日話せる機会があったので、割とコミュニケーションの距離は近づけましたね。エンジニアメンバーも賑やかで。笑
もっと慣れるまで時間かかるかなと思っていたのですが、オンボードの資料などまとまっていたので情報取りに行ける環境があり、慣れるまでは早かったです。
やはり出社してないので、まだ話したことない人はいたりして、ここはやはり時間はかかりますね。これからもっといろんな人と案件を通じながら、会話もスキルでも、コミュニケーションを取りたいなと。
ー やっぱり1日のほとんどを案件で過ごすから、案件でのコミュニケーションはとても大事になっていく。吉田さんはどうでしたか?
吉田:
リモートワーク最高だな、と。笑
幼い子がいるので、朝の時間に余裕を持って仕事に挑めるのは、その日の仕事のパフォーマンスにつながります。フルフレックスでリモートワークならではのことですよね。
前職では役職柄もあり必ず出社しなくてはいけなかったので、転職後はリモートワークで自分の時間を持って落ち着いて仕事をしたいなと考えていました。そういう意味では最高だな、と思っていたのですが。あれ、孤独じゃないか...と、ふと不安に思うときがあって。自分としては初めて思う感覚でした。メンターの流れで、二宮さんと一緒にスタンドアップMTGをやったりしていますが、自分のためにもコミュニケーションが必要なんだな、と気づきましたね。
ー 働き方が変わって学ぶことは、本当にそれぞれなんだね。今度は東京から高知へ移動した末廣さんに、変化など聞けたらと!
末廣:
転居したのが3ヶ月前くらいなので、元々リモートワークだったしでまだそれほど変化はないですが、自分自身の生活が変わりましたね。
海沿いなので、夜は本当に真っ暗で、自然と夜早く寝るようになったり。朝は小鳥たちとお話ししながら落ち着いてデスクワークを片付けようというメリハリがつきましたね。
ー 深夜残業をなくしていく動きも相まって、自分自身もメリハリがついてパフォーマンスが上がったなと思うよね。朝の静寂がたまらないというか。笑
末廣:
そうそう。笑
やっぱり役職的にもメンバーと話す機会が多かったりするから、そういういいテンションで生活ができて仕事ができると、メンバーと話す時もそれが伝染していくといいなと思っています。
あとは、東京に行く、というキッカケみたいなのが出来たことで、直接メンバーに会う機会を作れたりしています。
デパートのリモートワークの取り組みについて
ー この流れでみなさんに、デパートでのリモートの取り組みについてざっくばらんに話を聞けたらと。例えばフルフレックス制度や、月1の全社会・勉強会など、なんについてでも。
末廣:
コロナ禍でリモートになってから、ということで言うと、メンバーと話す時間が圧倒的に増えました。マネージメントとして意図的に増やしてきたこともありますが、出社していた頃と比べて、会社全体でやはり話す場所や機会を作ることを意図して行うようになって、それは今でも大切にしたい良きことと思っています。
あとは、フルフレックスにしてもらって、それぞれの状態にあったベストな状態で仕事ができるようになったことは大きいなと思います。高知に移動させてもらったことも、上司や会社からの理解があって後押ししてくれたことが、すごく嬉しかった。
吉田:
そうですね、デパートの会社としてのスタンスが、社員の働き方にめちゃくちゃ寄り添ってくれているのが伝わります。
例えば、制度で言うとディスプレイの購入補助などは、リモートワークの経験がなく、まだ自宅に作業環境が整っていない人にとってはとてもありがたい制度でした。細かいところも考えてくれているなと。
会社のスタンスが、やることをやっている前提で、制限で押さえつけるのではなく、やりやすい方法を模索してくれる、という。
ー みんなのモラルや意識で、会社との信頼関係が成り立ってこそのこと。お互いの努力で少しずつ調整していくことが重要だよね。制度を支えてくれている、コーポレートデザインdiv.にも感謝。
二宮:
僕は入社して半年ですが、リモートワークやフルフレックスの制度があることで、今とてもワクワクしています。
住む場所や生きる環境を仕事で制限しないということで、気持ち的な制限も少なくなって、パートナーとの未来が楽しみになったり。
自分を良い状態に置いて。そして仕事のパフォーマンスを上げていけたら、人生は豊かになっていくと感じます。
これからのリモートワーク課題
ー みんなでつくっていくリモートワークや制度。これからの課題はなんでしょう?
吉田:
デパートには、モラルやルールを守り、とるべくコミュニケーションはとって、成果物をおさめていくことができる人が揃っていると感じます。リモートワークって誰でもできる訳ではないかなと思うんですよね。
余計なコミュニケーションを取らなくても仕事ができてしまうので、だからこそ最小限に済ませることもあると思うんです。
ただ難しいのは、それでいい人もいれば、実はよくなかった人もいる。僕のように「仕事に集中できて最高」と思ってたのに、知らないうちに孤独感を感じるようになっていたりするケースもある。リモートワークであっても、何か気付いたときにトントンと肩を叩ける環境があると良いなと。
人それぞれのコミュニケーションを、”考え続ける”ということが必要なのだと感じます。
末廣:
そうですね、そこは本当に難しい。初めはリモートで嬉しい!という人も、3年経って心境の変化もあるんじゃないかなと。いろいろと積み重ねてきた大事な部分もありますが、最近は何か変えた方がいいなと。
吉田さんが言っていた通り、本当に正解があるものではないので、試してアジャストを繰り返していく他ないことなのだなと感じます。
まとめ
コロナ禍になり、リモートワーク推奨が当たり前になったりと、どの企業でも課題となっているコミュニケーション。
常日頃から、デパートでも管理職やメンバーそれぞれが課題を持つリモートワーク。
考えすぎてもよくないこともありますが、やはり諦めずに考え続けて、相談し続けて。メンバーと会社との信頼を築いていくことが重要だと感じました。
そしてやっぱり直接会えた時の嬉しい気持ちも大事に。
引き続きメンバーみんなで悩んで、トライして、株式会社デパートらしいリモートワークを作っていきたいと思います。