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Webサイト制作にかかる期間はどのくらい?流れや短縮のコツも紹介
Webサイト制作にかかる期間
こちらでは、Webサイト制作にかかる期間を紹介します。制作期間はWebサイトの規模によって大きく異なります。ページ数や情報量が多くなるほど制作期間が長くなる傾向にあります。自社で制作したいWebサイトのボリュームと照らしあわせて、それぞれの制作期間の目安をチェックしましょう。
LP作成:約1か月
ランディングページ(LP)は、基本的に1ページだけで構成されたサイトです。そのため、作成期間が短めで、約1か月で制作できます。ランディングページとは、自社商品やサービスの情報をまとめた単体のページを指しており、よく広告とセットで運用されるケースが多いWebサイトです。ほかのWebサイトと比べて、ボリュームが少ないため、制作期間も短く済みます。
Webサイト3~5ページ分:約2か月
3~5ページほどのWebサイトの例としては、キャンペーンサイトがあります。このボリュームは、約2か月で制作が可能です。キャンペーンサイトは、Webサイトだけではなく、X(旧Twitter)のフォローやリツイート、Instagramのハッシュタグ投稿などSNSと連携したものが多い傾向です。ページ数以外にも、商品や応募基準、応募方法など確認する項目がLPよりも増えます。
Webサイト10~20ページ分:約3か月
一般的な企業のコーポレートサイトは、平均15ページほどで構成されています。コンテンツの内容もさほど多すぎないため、約1~3か月でWebサイトを制作できます。
コーポレートサイトのページ構成の例は以下のとおりです。
- トップページ
- 事業内容
- 代表挨拶
- 企業理念
- 会社概要
- 事業所紹介
- 採用情報
- ニュース
- お問い合わせフォーム
- 個人情報保護方針
Webサイト100ページ以上:約8か月〜9か月
100ページ以上になる大規模なWebサイトの場合、制作には約8~9か月かかります。企業の事業数や商品、サービスの量が多かったりするとページ数が100ページ以上になることもあるでしょう。グローバル化させたい場合も多く、多言語展開の設定を行うケースも多く、制作に時間がかかります。
ゼロからシステム開発:1年かかる場合あり
Webサイトを制作する際、企業が求める理想のWebサイトを制作するために、システム開発から始める方法もあります。システム開発を含めると、完成までに1年以上かかる場合もあるでしょう。会員登録やカードなどの機能を導入する場合、一般的なWebサイトの制作期間よりも時間がかかる傾向です。ゼロから開発するのではなく既存のパッケージを利用すると時間を短縮できます。
Webサイト制作の流れ
こちらでは、Webサイトを制作する際の流れを紹介します。初めてWebサイトを制作する場合、流れがいまいちわからない場合も多いでしょう。大まかな手順を知って、スムーズかつ計画的に制作を進められるようにしましょう。
Webサイトを制作する目的を決める
Webサイトを制作する際は、はじめに目的を設定しましょう。たとえば、新しく始めた事業の紹介のためにWebサイトのデザインを一新したい、集客を目的としたWebサイトを制作したいなどです。目的を明確にすると、制作会社側もデザインや構成を決めやすくなるでしょう。
以下の記事でより細かく紹介しています。
Webサイトをリニューアルする目的とは?手順や業者選びのポイントも解説
Webサイトのレイアウトや機能を決める
完成したときのレイアウトイメージを決めましょう。自分たちが見て素敵だと思うWebサイトを制作するのも大切ですが、実際に利用して情報を得るのはユーザーです。そのため、ユーザーが見やすい構成や機能を意識して決めましょう。大まかなレイアウトと機能を決めてから依頼すると、作成のスケジュール感をはかりやすいメリットがあります。
Webサイト制作にかける予算を決める
Webサイトを制作するには費用がかかります。必要な機能を次々に追加したり、デザインにこだわりすぎたりすると、費用がかさんでしまうリスクがあります。企業の経営に負担がかからないよう、あらかじめ予算を決めておきましょう。予算内で目的や効果的なデザイン、機能を実現できるよう制作会社を探します。
また、Webサイト制作においては、追加する機能やデザイン、制作会社などにより費用が大きく異なるため、相場の見通しが立たない場合もあります。そのため、予算を先に決めておき、その中で可能な制作を依頼するようにしましょう。
複数の制作会社を候補に挙げる
制作を依頼する会社は、最初から一つに絞らないようにしましょう。Web制作会社と一口にいっても、得意なジャンルや業界、職種などが異なります。そのため、自社に合った依頼先を見つけるためには、複数の会社をチェックする必要があります。
打ち合わせを行い見積もりをもらう
予算と費用を調整するために、複数の会社と打ち合わせを行い見積もりを提示してもらいましょう。見積もりの金額と可能な作業範囲のバランスを見て依頼先を決めます。デザイン性が高く機能が充実しているWebサイトを制作してもらえるとしても、かかる費用が予算を超えていれば依頼はできません。予算の範囲内で、よりよい対応をしてもらえる依頼先を探しましょう。また、見積もりをもらう際は、内訳もあわせて必ず確認してください。
制作会社確定後に詳細な打ち合わせを行う
Webサイト制作の依頼先が決定したら、細かな打ち合わせを進めていきます。まずは、企業の目的やコンセプト、予算などを伝えましょう。自社と依頼会社の完成イメージの認識をあわせるためにも詳細に情報を共有します。情報が不十分だと、想像していたWebサイトとはズレてしまうおそれがあるため、打ち合わせは入念に行います。
Webサイト完成後に動作確認を行う
Webサイトが完成したら、実際に利用可能か動作確認を行いましょう。また、運用方法もあわせて確認します。運用の流れを把握するとともに、事前に予定していた機能がしっかり備わっていて活用できるかの確認も大切です。万が一、動作確認のタイミングで機能が不十分であったり、トラブルが生じたりした場合は、制作会社に修正を依頼します。
不備があれば修正依頼を行い検収に進む
Webサイトが完成して実際の運用が始まった後、トラブルが発生しないとは限りません。運用を開始してしばらく使い慣れてから、ミスや機能不足に気づく場合もあるでしょう。トラブルが発生したら、すぐさま制作会社に修正を依頼します。そのため、制作会社を選ぶときは制作後のサポート制度が充実しているかも重要なポイントです。
Webサイト制作期間を短縮するためのポイント
こちらでは、Webサイト制作期間を短縮するためのポイントを紹介します。
提案依頼書(RFP)を作成する
提案依頼書(RFP)とは、外注先に提供する資料を指します。提案依頼書は、Webサイト集客をするにあたって、要望や課題を明確にするために欠かせない情報です。自社がWebサイトを制作する目的や制作に至った背景、要望、提案してほしいことを一つの資料にまとめているため、提案依頼書を提出すると制作会社が完成後のWebサイトをイメージしやすくなります。以下の記事にてRFPについての説明と書き方をポイントを抑えながら紹介しています。
Web制作の提案依頼書(RFP)とは?発注の失敗がなくなるRFPの書き方!
プロジェクトリーダーを決める
Webサイト制作を進める際は、プロジェクトリーダーを決めましょう。制作会社とやり取りをする際、全体をまとめているリーダーがいると、やり取りがスムーズに進みます。制作会社から提案があった際も、決断できる人材がいれば制作がスピーディーに進むでしょう。
社内で目的とスケジュールを共有する
Webサイト制作を進めるにあたって、社内全体で目的とスケジュールを共有しましょう。スケジュールを共有して整理すると、必要な期間や作業が明確になります。従業員全体が同じ方向を向いて進むためにも必要な作業です。大まかなスケジュールを立てておき、細かな対応に素早く取り掛かれるようにしましょう。
まとめ
本記事では、Webサイトを制作する際にかかる期間の目安や制作の流れを紹介しました。また、Webサイトを予定日に公開できるよう、スムーズに制作を進めるためのポイントも押さえておくことが大切です。Webサイトの制作期間は、ページや情報のボリュームによって大きく異なるため、自社で制作するWebサイトのボリュームにあわせて制作期間の目安を確認しましょう。
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