【事例あり】多言語サイトの作り方ガイド!Webサイト・ホームページ制作会社が徹底解説いたします。

2025.06.17
目次

企業のグローバル展開やインバウンド需要の増加に伴い、ウェブサイトの多言語対応の重要性が増しています。多言語サイトを制作することで、より多くのユーザーに情報を届け、ビジネスチャンスを広げることが期待できます。この記事では、多言語サイトの基本的な知識から具体的な作り方、制作会社を選ぶ際のポイント、そして成功事例まで詳しく解説します。

多言語サイトとは

多言語サイトとは、一つのWebサイト内で複数の言語に対応し、ユーザーが言語を切り替えてコンテンツを閲覧できるようにしたものです。日本語だけでなく、英語や中国語、韓国語など、ターゲットとする国や地域の言語で情報を提供することで、海外のユーザーにもスムーズにアクセスしてもらえるようになります。単にテキストを翻訳するだけでなく、地域や文化に合わせた表現やレイアウト、デザインの調整が含まれることもあります。

国際化対応(i18n)について

国際化対応(Internationalization、略称:i18n)とは、一つのシステムやソフトウェアが複数の言語や地域に対応できるように設計・開発することを指します。多言語対応の基盤となる考え方で、翻訳しやすい構造にすることや、多様な文字セットに対応することなどが含まれます。

多様な表示への配慮

国際化対応では、言語によって異なるテキストの長さや、右から左に記述する言語(アラビア語など)の書字方向に対応できるようなデザインやレイアウトの柔軟性が求められます。また、使用するフォントが多言語に対応しているかどうかも確認が必要です。

言語切り替え機能

国際化対応における重要な要素の一つが、ユーザーがサイト上で表示言語を自由に切り替えられる機能です。これにより、様々な言語を話すユーザーが自分の母国語でコンテンツにアクセスできるようになります。言語切り替えの分かりやすさやスムーズさは、ユーザーエクスペリエンスに大きく影響します。

地域化対応(l10n)について

地域化対応(Localization、略称:l10n)とは、国際化された製品やサービスを特定の地域や文化に合わせて適応させるプロセスです。単なる翻訳だけでなく、通貨、日付形式、単位、画像、文化的に適切な表現など、地域固有の習慣や文化に合わせた調整を行います。

書字方向への配慮

アラビア語やヘブライ語のように、右から左に記述される言語に対応する場合、サイト全体のレイアウトやデザインを調整する必要があります。要素の配置やテキストの流れを、ターゲット言語の書字方向に合わせることで、ユーザーにとって自然な閲覧体験を提供できます。

日付や通貨の表示

ウェブサイト上で日付や時刻、通貨などを表示する際に、ターゲットとする地域の一般的な形式に合わせることは、地域化対応の重要な側面です。これにより、ユーザーは情報をより直感的かつ正確に理解できます。

多言語サイトが必要とされる理由

なぜ今、Webサイトの多言語対応が必要なのでしょうか? 多言語サイトを制作することには、ビジネスを成長させるための様々なメリットがあります。上記で紹介したニーズに対するアンサーにもなりますが、一つ一つ見ていきましょう。

グローバル展開でのビジネス機会の創出

インターネットの普及により、ビジネスの舞台は世界へと広がっています。海外市場への進出や、国外からの問い合わせ増加に対応するためには、Webサイトを多言語化し、世界中のユーザーに自社の情報を提供できるようにすることが不可欠です。適切な言語で情報発信することで、これまでリーチできなかった海外市場の顧客獲得の機会が生まれたり、人材不足に対する採用課題の解決など、新たなビジネスチャンスを創出できる可能性があります。特に日本の人口が減少している現在、国外市場へ目を向ける上で、多言語サイトは、企業のグローバルな成長を後押しする力強いツールと言えるでしょう。

顧客層の拡大・インバウンド対策

多言語サイトは、まさに世界への窓口。日本を訪れる外国人観光客が増加している現状において、インバウンド需要を取り込むためには、Webサイトの多言語対応が非常に有効です。観光情報や商品・サービスの情報を多言語で提供することで、外国人観光客が安心して情報を得られるようにし、集客や購買意欲の向上につなげることが期待できます。言語の壁をなくすことで、これまで見つけられなかったお客様にもWebサイトを見てもらえるようになります。例えば、海外からの観光客や、日本に住む外国人の方々などです。自社のサービスや商品を知ってもらう機会が増えるので、新しいお客様との出会いが期待できます。結果として、ビジネスのチャンスがぐっと広がります。母語で情報を提供することで、ユーザーは安心してサイトを利用できるので、サイトからの離脱を防ぎ、顧客獲得につながる可能性が高まります。 また、多言語対応は、競合サイトとの差別化にも繋がります。

企業の信頼性向上・ブランドイメージの強化

多言語対応されたWebサイトは、企業イメージを国際的なものへと高めます。異なる言語で情報を提供することは、世界中のユーザーへの配慮を示すことになり、企業の信頼性向上に繋がります。 現地の文化や習慣に合わせたデザインやコンテンツは、ユーザーからの共感を得やすく、ブランドの受け入れやすさも向上させます。 例えば、色使いや画像の選択、表現方法などを地域に合わせて調整することで、より親近感を持ってもらえます。 こうした取り組みは、単に情報を伝えるだけでなく、企業姿勢をアピールすることにも繋がり、結果としてブランド価値の向上に貢献するのです。 特に、高品質な翻訳とローカライズは、ブランドへの信頼感を高めるために非常に重要です。

多言語サイト制作の注意点

多言語サイトの制作には多くのメリットがありますが、いくつかの注意点も存在します。これらを事前に把握しておくことで、よりスムーズで効果的なサイト制作が可能になります。

【制作の4つの注意点】

・制作や運用にかかる工数と費用
・適切な翻訳の重要性
・地域や文化に合わせたデザイン
・定期的なサイト管理

制作や運用にかかる工数と費用

多言語サイトの制作は、通常のサイト制作に加えて翻訳作業や各言語ごとの調整が必要となるため、相応の工数と費用がかかります。また、公開後のコンテンツ更新やメンテナンスも各言語で行う必要があり、運用体制の構築や継続的なコスト発生も考慮しておく必要があります。 制作方法や、費用相場については、後ほど詳しく説明していきます。

適切な翻訳の重要性

多言語サイトにおける「適切な翻訳」は、単に言葉を置き換えるだけでなく、その言語が持つ文化的背景やニュアンスを理解することが大切です。不自然な翻訳では、伝えたい情報が正確に伝わらなかったり、時には誤解を招いたりする可能性もあります。特にビジネスにおいては、企業の信頼性に関わるため、ターゲットとする地域の言葉遣いや文化に配慮した、自然で正確な翻訳を心がけましょう。専門の翻訳サービスやツールを活用するのも一つの方法です。

地域や文化に合わせたデザイン

多言語サイトでは、単に情報を翻訳するだけでなく、対象となる地域や文化に合わせたデザインやレイアウトに調整することが大切です。国や地域によって好まれる色使いや画像の選択、さらにはコンテンツの配置も異なります。これらの点を考慮してデザインを調整することで、現地のユーザーにとってより魅力的で使いやすいサイトになり、サイトへの親近感や信頼感を高めることができます。例えば、日本では問題なくても、特定の文化では不適切とされる表現やデザイン要素もあるため、注意が必要です。文化的な背景に配慮したサイト制作は、ブランドイメージの向上にもつながります。

定期的なサイト管理

多言語サイトは、作った後も手をかけることが大切です。常に情報を新しくしたり、各言語のページがちゃんと見られるかチェックしたり、技術的な問題がないか確認したりと、こまめな管理が必要になってきます。例えば、新しい商品が出たり、お知らせがあったりしたら、それぞれの言語のページもすぐに更新しないといけません。スムーズにサイトを動かすためには、コンテンツを更新したり、翻訳されたものをチェックしたりと、運用するための体制をしっかり作っておくことが重要です。

多言語サイト制作の手順

多言語サイトを効果的に作るためには、いくつかの段階を踏むことが重要です。ここでは、多言語サイト制作の一般的な手順をご紹介します。

【多言語サイト制作手順】

01.対応言語とターゲットの選定
02.翻訳するコンテンツの決定
03.サイト構成とURL構造の設計
04.翻訳作業の実施
05.外国語ページの構築
06.言語切り替え機能の実装
07.公開前の確認と調整
08.公開後のサイト運用

01.対応言語とターゲットの選定

まず、どの言語に対応し、どのようなユーザーをターゲットにするのかを明確に定義します。これにより、サイト全体の方向性や翻訳すべきコンテンツの範囲が決まります。Googleアナリティクスなどで現在のアクセス状況を確認し、需要の高い言語から優先的に多言語化を検討するのも良い方法です。

02.翻訳するコンテンツの決定

必ずしもサイト内の全てのコンテンツを翻訳する必要はありません。ターゲットユーザーにとって特に重要となる情報や、問い合わせにつながる可能性の高いページなど、優先順位をつけて翻訳するコンテンツを決定します。

03.サイト構成とURL構造の設計

多言語サイトのURL構造には、サブディレクトリ、サブドメイン、別ドメインなどの選択肢があります。SEOや管理のしやすさを考慮して、最適なURL構造を設計します。一般的にはサブディレクトリ形式が推奨されることが多いようです。

04.翻訳作業の実施

決定したコンテンツの翻訳を行います。機械翻訳を活用する方法や、翻訳サービス、多言語化ツールを利用する方法などがあります。翻訳の品質はサイトの信頼性に関わるため、必要に応じてネイティブスピーカーによるチェックなどを検討しましょう。

05.外国語ページの構築

翻訳されたコンテンツをもとに、外国語版のWebサイトページを構築します。この際、各言語のテキスト量に合わせてレイアウトを調整したり、文化的な違いを考慮したデザインを取り入れたりすることが重要です。

06.言語切り替え機能の実装

ユーザーが簡単に言語を切り替えられる機能を実装します。言語選択ボタンの設置場所やデザインは、ユーザーの使いやすさを考慮して決定します。

07.公開前の確認と調整

サイト公開前に、各言語のページが正しく表示されているか、リンク切れがないか、デザイン崩れがないかなどを確認します。ターゲットとするデバイスやブラウザでの表示確認も忘れずに行いましょう。

08.公開後のサイト運用

多言語サイトは、公開後も継続的な運用が重要です。適切に管理・更新することで、サイトの効果を維持・向上させることができます。 サイトの情報は常に最新の状態に保つことが重要です。新しい商品やサービスの追加、ニュースリリースなど、更新情報が発生した場合は、各言語のサイトにも反映させる必要があります。 また、多言語サイトの運用には、複数の言語に対応できる体制が必要です。コンテンツの更新、翻訳の管理、問い合わせ対応など、それぞれの業務を担当する人員や、外部委託する場合のパートナーとの連携体制を整備しておくことがスムーズな運用につながります。

多言語サイトの翻訳方法

多言語サイトを制作する上で避けて通れないのが翻訳作業です。多言語サイトの翻訳は、主に機械翻訳、翻訳サービス、多言語化ツールの3つの方法があります。ツールによっては機械翻訳と人力翻訳を組み合わせることも可能です。どの方法を選ぶかは、予算や求める翻訳の質によって検討しましょう。

機械翻訳ツールやAI翻訳の活用

多言語サイトを作る際に便利なのが機械翻訳ツールやAI翻訳です。これらのツールを使えば、たくさんの文章をスピーディーに翻訳できます。Google翻訳やDeepLなどが代表的です。AI技術の進化により翻訳精度は向上していますが、それでも不自然な表現や誤訳が生じることもあります。特に重要な情報については、機械翻訳の結果をプロの翻訳者がチェック・修正する「ポストエディット」を取り入れることで、より自然で正確なサイトになります。用途や目的に合わせて、機械翻訳と人の手を組み合わせるのがおすすめです。

翻訳サービスの利用

専門の翻訳サービス会社に依頼することで、高品質な翻訳が期待できます。ターゲット言語の文化やビジネス習慣に精通した翻訳者による、より自然で正確な翻訳を得られますが、費用は比較的高くなる傾向があります。

多言語化ツールの導入

多言語化ツールは、Webサイトにタグを埋め込むだけで自動的に多言語対応を可能にするサービスです。翻訳作業だけでなく、言語切り替え機能の実装なども容易に行えるものがあり、効率的に多言語サイトを構築・運用できます。ツールによっては、機械翻訳と人力翻訳を組み合わせられるものもあります。また、画像を個別で置き換えることができるツールもあり、ターゲットとなる国へ向けたビジュアル的な訴求も管理画面上でスムーズに対応が可能です。

日本語をそのまま多言語化するミラーサイトであったり、翻訳品質よりもスピードを優先したい場合におすすめです。

デパートのオフィシャルサイトには、自動翻訳ツールの「shutto翻訳」を導入しています。 サイト左下にある、言語切り替えのUIボタンからぜひ試してみてください。

shutto翻訳の参考例

「shutto翻訳」の詳細を知りたい方は、こちらからご相談ください。

shutto翻訳のサービス画像

多言語サイトのSEO対策

多言語サイトで海外からの集客を成功させるためには、各言語でのSEO(検索エンジン最適化)対策が不可欠です。ここでは、多言語SEOの主なポイントをご紹介します。

hreflang属性の設定

hreflang属性は、同じコンテンツなのに言語や地域が違うページがあることを検索エンジンに伝えるための、とっても大切なHTMLの目印です。これをちゃんと設定すると、ユーザーが検索したときに、その人の言語や地域にぴったりのページを検索結果に表示させることができます。例えば、日本語のページと英語のページがあった場合、日本のユーザーには日本語のページ、英語圏のユーザーには英語のページが優先的に表示されるようになりますよ。これによって、ユーザーは自分の母国語でサイトを見られるので、使いやすさがぐんとアップします。さらに、検索エンジンにとっても、それぞれの言語のページが重複したコンテンツではないと理解してもらえるので、SEOの評価を保つ上でも大切なんです。設定方法としては、HTMLのheadタグに記述する方法や、サイトマップで設定する方法などがあります。どの方法で設定するかは、サイトの構成などによって決められます。

言語別XMLサイトマップの作成

多言語サイトを検索エンジンに正しく認識してもらうために、言語別にXMLサイトマップを作成することは大切です。これは、各言語版のサイト構造を検索エンジンに伝えるためのもので、Google Search Consoleに送信することで、検索エンジンがサイト内の各言語ページを効率的にクロールし、インデックスしてくれるようになります。例えば、日本語サイトのサイトマップとは別に、英語版のサイトマップを作るイメージです。

地域ターゲティング

地域ターゲティングとは、Webサイトが特定の国や地域を対象としていることを検索エンジンに伝えるための設定です。これにより、例えば日本のユーザーには日本語サイト、アメリカのユーザーには英語版サイトのように、検索ユーザーの言語や地域に合ったページを検索結果に表示させることができます。Google Search Consoleなどのツールで設定することが可能です。この設定は、海外からのアクセスを増やし、多言語サイトの効果を最大限に引き出すためにとても重要になります。

対象国に合わせたキーワード選定

多言語サイトのSEO対策では、単に日本語のキーワードを翻訳するだけでは不十分です。 ターゲットとする国や地域で、ユーザーが実際にどのような言葉で検索しているかをしっかり調べることが大切です。 現地の文化や習慣を理解した上で、自然なキーワードを選びましょう。 例えば、同じ英語でもアメリカとイギリスで使われる単語が違うように、言葉の選び方一つでユーザーへの伝わり方が大きく変わります。 現地の検索トレンドや競合サイトを参考にしながら、効果的なキーワードを見つけるのが成功の鍵となります。

対象国の検索エンジンへの対応

多言語サイトで成果を出すには、主要な検索エンジンだけでなく、ターゲットとする国や地域でよく使われている検索エンジンへの対応も大切です。たとえば、中国ではBaidu、ロシアではYandexがGoogleと同じくらい、あるいはそれ以上に使われています。それぞれの検索エンジンには独自のアルゴリズムや特徴があるので、それに合わせたSEO対策を行うことで、現地での検索結果で上位表示を目指せます。例えば、Baiduはインデックスされるのに時間がかかったり、特定の要素を重視したりする傾向があります。

多言語サイト制作の費用相場

多言語サイトの制作費用は、対応言語数、サイトの規模、機能、デザインの複雑さ、翻訳方法など、様々な要因によって大きく変動します。一般的な費用相場としては、翻訳とその流し込みの作業として、数十万円から数百万円以上と幅広いですが、より詳細な機能や広範囲にわたる翻訳が必要な場合はさらに高額になることもあります。項目全体の数十%という費用で対応している制作会社もあります。基本的には、日本語ページの見積もりと比例します。 正確な費用を知るためには、複数の制作会社から見積もりを取ることをお勧めします。

デパートのオフィシャルサイトには、自動翻訳ツールの「shutto翻訳」を導入しています。 ツール導入の初期費用はかからず、サイト規模に合わせた月額利用料と、必要であればオプション料金がかかるシステムです。

エントリー

ベーシック

ビジネス

エンタープライズ

月額利用料

6,000円
(税込6,600円)

30,000円
(税込33,000円)

60,000円
(税込66,000円)

ASK

対応ページ数

〜100

〜5,000

〜10,000

10,001〜

文字数制限/月

50万

250万

500万

ASK

辞書登録単語数

1,000

1,000

1,000

ASK

利用言語数

10

10

10

ASK

※2025年6月の情報です。最新の情報は、公式サイトをご確認ください。

多言語サイト制作会社の選び方

多言語サイトの制作を外部に依頼する場合、適切な制作会社を選ぶことが成功の鍵となります。ここでは、制作会社を選ぶ際のポイントをご紹介します。

Web制作会社が解説!Webサイト・ホームページ制作会社の選び方

全国に1万社以上あるといわれる中から最適な制作会社を選ぶためのポイントをご紹介します。

多言語対応の実績

これまでにどれくらいの言語数、どのような業種の多言語サイト制作に携わってきたのか、実績を確認しましょう。豊富な実績を持つ制作会社は、多言語サイト制作におけるノウハウや注意点を熟知している可能性が高いです。

ローカライズの知見

単なる翻訳だけでなく、対象国の文化や習慣に合わせたローカライズに対応できる知識や経験があるか確認しましょう。現地のユーザーに響くサイトを制作するためには、ローカライズの知見が不可欠です。

SEOに関する知識

多言語サイトのSEO対策に関する専門知識を持っているかどうかも重要なポイントです。hreflang属性の設定や言語別サイトマップの作成など、技術的なSEOに強い制作会社を選ぶことで、検索エンジンでの露出を高めることが期待できます。

SEO対策から導く!Webサイト・ホームページ制作に強みを持つWeb制作会社の正しい選び方

対応の早さや提案の具体性、運用サポート体制も確認すべきポイントです。予算とのバランスも考慮しつつ、安さだけで選ばず、成果が見込める会社を選びましょう。

デザインの柔軟性

ターゲットとする国や地域に合わせて、デザインやレイアウトを柔軟に調整できる能力があるか確認しましょう。言語によってテキストの長さが異なる場合や、文化的に好まれるデザインが違う場合にも適切に対応できる制作会社が望ましいです。

CMSの使いやすさ

サイト公開後の運用を考慮し、コンテンツ管理システム(CMS)の使いやすさも確認しておきましょう。特に自社で更新を行う予定がある場合は、多言語コンテンツの管理が容易なCMS(例:WordPressプラグインなど)に対応しているかどうかも重要な選定基準となります。

多言語サイトの事例

多言語サイトの制作を検討する上で、実際にどのようなサイトがあるのか、事例を参考にすることは非常に役立ちます。企業のグローバルサイトや越境ECサイトなど、様々な目的で多言語化されたサイトが存在します。業種やターゲット地域によってデザインやコンテンツの構成が異なるため、自社の目的に近い事例を参考にしてみると良いでしょう。

伊勢半グループ コーポレートサイトTOPリニューアル
https://depart-inc.com/works/isehangroup/

画像:伊勢半グループ コーポレートサイト

東京都北区 北区環境ポータルサイト
https://depart-inc.com/works/kankyoportal-city-kita/

画像:東京都北区 北区環境ポータルサイト

ウイングアーク1st株式会社 コーポレートサイト・製品サイト
https://depart-inc.com/works/wingarc1st/

画像:ウイングアーク1st株式会社 コーポレートサイト・製品サイト

株式会社ライブ・ビューイング・ジャパン コーポレートサイト
https://depart-inc.com/works/works-20192/

画像:株式会社ライブ・ビューイング・ジャパン コーポレートサイト

まとめ

多言語サイトの制作は、企業のグローバル展開やインバウンド需要を取り込む上で非常に有効な手段です。サイトの作り方としては、ターゲット言語の選定、コンテンツの翻訳、サイト構築、SEO対策、そして公開後の運用といった手順を踏むことが重要です。翻訳方法やデザイン、SEO対策においては、対象となる国や地域の文化・習慣への配慮が欠かせません。多言語サイト制作には専門知識が必要となるため、信頼できる制作会社を選ぶことも成功への鍵となります。本記事でご紹介した情報を参考に、ぜひ貴社のホームページやWebサイトの多言語化を検討してみてください。 株式会社デパートでは、多言語対応を数多く手掛けてきました。ツールの選定なども可能ですので、気になる方はお気軽にご相談ください。

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