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Webディレクターの必要なスキルとは?~Webディレクターとは?~

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Webディレクターの必要なスキルとは?~Webディレクターとは?~

Webディレクターになるためには、Web関連の専門知識やマネジメントなどたくさんの知識を必要とします。 しかし、全ての知識を得るためにはかなりの時間がかかり、そもそも全て得ること自体が困難でしょう。 そこで、Webディレクターになりたいと思っている若手の方向けに、受託制作を知識なしからスタートさせた経験を元に、獲得しておくと良いスキルと優先順位を独断でご紹介します。
Webディレクターの必要なスキルとは?~Webディレクターとは?~

ヒューマンスキルの向上を目指そう

ヒューマンスキルの向上を目指そう

WebディレクターはWebデザインやマーケティングといった専門知識の取得を優先される方も少なくないと思いますが、まずは基礎的なビジネススキルのアップから始めてみましょう。
優先して向上しておくと良いヒューマンスキルを独断で順位付けしたので、参考にスキルアップを目指してみてください。

 

1.コミュニケーションスキル

Webコンテンツの制作において、Webディレクターはクライアントとの交渉で提案を通していくことや、スケジュールを守って進行する管理能力は必要不可欠な要素です。
Webディレクターは社内や外注デザイナー、コーダー、エンジニアと連携し、スムーズな進行を実現する上で重要なポジションと言えます。
コミュニケーションスキルが育ち切っていない若手Webディレクターに任せた場合、コミュニケーションの不足が原因で案件が炎上してしまうケースも珍しくありません。
なお、ビジネスに関する知識やWebに関するノウハウはコミュニケーションを円滑にする要素と認識し、まずは全体的なコミュニケーションスキルの向上が優先です。
個人的な意見となりますが、ディレクター見習いであれば社内外のスタッフたちを通じて、コミュニケーションスキルの向上を目指してみましょう。
せっかくクライアントからオーダーを頂いているのに、コミュニケーション不足で制作が進行しない、クオリティがアップしない事態になると、クライアントの思いを裏切る行為になってしまいます。
若手の方は先輩からクライアントとの折衝を指導してもらいつつ、しっかりしたもの制作できる関係の構築が理想的でしょう。

2.マネジメントスキル

マネジメントスキルとは人やお金、もの、時間を管理するスキルであり、コミュニケーションと同じくビジネスで問題があった場合、マネジメントのどこかに起因すると考えられます。
どのプロジェクトにいたっても十分なリソースを与えられてスタートすることは、ほとんどありません。
ただ、リソースが少しずつ足りなくなる場合もありますし、一度に足りなくなることもあり、状況は常に変化していきます。
効果的にディレクションするためにも、どの点のマネジメントが問題になりやすいか分析し、有効な手立てを考えるスキルがWebディレクターに求められる要素です。

 

知識系のスキルについて

知識系のスキルについて

若手の方がWebディレクターを目指す上で、コミュニケーションスキルとマネジメントスキルは優先して向上したいスキルですが、その次に得ておくと良いのが知識系のスキルです。
知識に関してはコミュニケーションやマネジメントをスムーズに進めるための要素なので、得意なものから習得しても良いでしょう。
営業職から目指す場合はプレゼンテーションや企画立案から、デザイナーから目指すのであれば情報設計やライティングに関する知識から身に付けるといった方法があります。
では、具体的にどのような知識があるのか、Webディレクターに最適な知識スキルの一部をご紹介します。

 

マーケティングに関わる知識

クライアントの中にはマーケティング効果を期待してWebコンテンツの制作を依頼するケースが多いため、成果を得られるコンテンツを制作するための企画を立案のためにマーケティングに関するスキルを持っておくと良いでしょう。
マーケティングに関する知識をあげるとすれば、良い企画を立案するための企画力や、案件の課題を見極める課題抽出力、新しいマーケティング手法や最新技術を得る情報収集力などがあります。
どんな課題に有効なのか、運用にかかるコストや、どのくらいのリソースが必要なのかなど、基本的な運用スキルや実践的な知識を取得しておきましょう。

Web制作に関連するスキル

Web制作に関連するスキルをあげるとすれば、広告やPRに関する基礎知識、SEOの基礎知識、ライティングの基礎知識、情報設計やデザイン、エンジニアリング、Webアナリティクスの基礎知識などがあります。
デザインや品質管理、クライアントとのヒアリングなどディレクターにとって大切な業務であり、Web制作に関わる知識があればクライアントやプロジェクトチームとの話し合いで食い違いがなく、説得力のある提案が行えるでしょう。
また、マーケティング活動はWebサイトに人を集めるWebマーケティングとなるため、活動する上でも役立つスキルと言えます。

その他のスキル

ディレクターはワイヤーフレームやコーディングの指示書を作成する業務もあるため、コーディングやWebデザインに関する知識、HTMLのリファレンスを読む時に便利な英語力もあると良いでしょう。
コーディング知識があればチェックやデバッグ、自らコーディングを行え、Webデザインに関する知識があればデザイナーの意図を読みながら、デザインフィードバックをする時に役立ちます。
Web関連の最新情報は海外から生まれて日本に入ってくることが多いため、情報収集やHTMLのリファレンスを読む時、開発を海外の会社に依頼する際のやり取りといった場面で英語力は必要になるので、取得しておくと良いスキルでしょう。

まとめ

ここまでWebディレクターになるために優先的に獲得しておきたいスキルを独断でご紹介しましたが、まずはビジネススキルの基礎からスキルアップするのが良いと受託制作の経験から考えました。
スムーズにプロジェクトを進める上で専門的知識は必要ですが、クライアントへの対応やチームへの指示という場面でコミュニケーションスキルやマネジメントスキルは必要な能力なので、基礎をアップした上で優秀なWebディレクターになるために得意分野の知識系スキルからを身に付けてみてはいかがでしょうか?
Webディレクターを目指している方は、ぜひ今回の記事を自身の成長にお役立てください。