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目次
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- ブランドを語りながら、各店舗を繋ぐサイトを目指して
- はじめに「文喫」として新たにブランドサイトを制作した背景をお聞かせいただけますか?
- ブランドとしては一つの転換点とも言えるサイト制作だったのですね。そのパートナーとしてデパートを選んだのはなぜでしょう?
- 静かな思索の場から、自由なくつろぎの場への転換。直感で伝えるサイト作り
- サイトでは、どのようにブランドを表現しようと考えていたのですか?
- 解消したい課題も実現したいことも非常に明確だったようですが、デパートではどんなご提案をしたのでしょう?
- 制作側として、特に熱量を注いだのはどんな部分ですか?
- “お客様と同じ深さ”のブランド理解から生まれる、円滑なコミュニケーション
- プロジェクトの進め方や関わり方など、パートナーとしてのデパートの印象はいかがでしたか?
- サイトを軸に、新たなコンセプトで走り始めた「文喫」
- ブランドサイトが完成して半年ほど経過しましたが、どんな手応えや変化がありますか?
- 良い手応えが感じられているのですね!最後に、文喫としての今後の展望やデパートとの共創可能性、期待についてもお聞かせください。
- 本プロジェクトの実績はこちらから
- 株式会社ひらく さまの関連実績
本を基軸とした場づくりやコンテンツ企画を手がける株式会社ひらく様は、従来の書店の枠を超えた多様な過ごし方ができる場である「文喫」を展開されています。デパートでは「文喫」が2025年8月に開設したブランドサイトの制作を、要件定義や設計、撮影、デザイン、構築までご支援しました。今回は、本案件ディレクターの河上とデザイナーの伊藤、ひらく様にてブランドサイト制作を主導されたお二人が集まり、プロジェクト期間を振り返りながら語り合いました。
ブランドを語りながら、各店舗を繋ぐサイトを目指して
はじめに「文喫」として新たにブランドサイトを制作した背景をお聞かせいただけますか?
ひらく / 定塚さま
文喫は2018年の1号店オープン以降、東京・福岡・名古屋で現在計4店舗を展開しています。それぞれの店舗サイトはあり、来店したいと思っている方に機能している一方、店舗が増えるにつれてその手前の「文喫って何?」と思っている層の方たちにとっての情報の粒度が次第に粗くなってしまっていました。そろそろ、ブランドとしてもう一段抽象度を上げた訴求をする必要があると感じていました。
ひらく / 浅野さま
ブランドサイト制作は少し前から検討していたのですが、2025年9月に新店(BUNKITSU TOKYO)オープンが決まったことも一つのきっかけになりました。1号店の六本木開業から約8年が経って店舗も増えた今、改めて文喫を再定義した上で、全店舗を束ねる「傘」であり「ハブ」となるブランドサイトを構築しようという方針が固まったんです。
ブランドとしては一つの転換点とも言えるサイト制作だったのですね。そのパートナーとしてデパートを選んだのはなぜでしょう?
ひらく / 浅野さま
もともと既存店サイトの構築やメンテナンスをお願いしていたので、新店のサイト制作もデパートさんにご相談していたんです。既存店サイトを含め状況をよくご存知なこともあり、合わせてお願いさせていただきました。
デパート / 河上
既存店の運用、新店サイトの制作もお任せいただいていたので、既存店や新店を含めた全体構造をどうするかという議論も重ねながら動き始めたプロジェクトでした。ただサイトを作るだけではなく、文喫のサイト全体に関わらせていただけるということも、非常に嬉しかったです。
静かな思索の場から、自由なくつろぎの場への転換。直感で伝えるサイト作り
サイトでは、どのようにブランドを表現しようと考えていたのですか?
ひらく / 定塚さま
文喫としては“読書家のための店だと思って気後れする人が多い”という課題感を持っていたので、それを払拭できるものをと考えていました。1号店開業時は「本がある空間で没頭できる」ことを体験の核に据えていたので、“本と出会うための本屋”という初期コンセプトを前面にし、訴求も本や活字が好きな方に向けたものにしていたんです。一方現在は、本好きな方にもそうでない方にも、もっと自由な場として活用していただきたいと考えているので、シンプルでわかりやすく、足を運びやすい開放感のあるものを目指していました。
ひらく / 浅野さま
文喫が入場料のある本屋だということは、既存店サイトでも十分伝えられています。だからこそブランドサイトの役割は「お店で実際にどんな過ごし方ができるのか」を直感的に理解してもらう、という一点に絞ろうと思っていました。
解消したい課題も実現したいことも非常に明確だったようですが、デパートではどんなご提案をしたのでしょう?
デパート / 河上
実は僕自身、文喫にちょっと敷居の高さを感じていた一人です(笑)ただ、実際に店舗に行ってみると本当に面白い空間なんです。飲食スペースやミーティングスペースもありますし、ほどよい体温が感じられます。それをWEBサイトでできるだけ表現できればと思いました。人が過ごしている場の温度感が伝わるようにということは、プロジェクト中の重要なテーマだったと思います。
デパート / 伊藤
ブランドサイト開設にあたって新たにメッセージとして打ち出した「くつろげる、自由で楽しい本屋。」を直感的に伝えるためにも、お店での様々な過ごし方を写真で表現することをご提案しました。利用シーンをたくさん見せながら、全体としては自由さや開放感を感じられるように、事前に撮影コンテは何度もすり合わせましたし、当日も皆さんと画を確認しながら着地点を探っていきました。複数名で過ごすシーンでは少し賑やかさも表現したかったのですが、大勢でガヤガヤ…だと文喫の創りたい場とは乖離するので、実態とかけ離れない“自然な賑やかさ”の表現も、ひらく様と一緒に丁寧に作った部分です。
デパート / 河上
写真以外のデザインも、シンプルかつ直感的に伝えることを意識したものになっています。トップページのキービジュアルの下では、写真とテキストをランダムに配置しているんですが、カチっと配置しない方が視覚的にも自由さを表現できると考えての提案でした。シンプルさだけを追求すると味気ないサイトにもなりかねないので、文喫らしい、味わいあるひとクセも表現したいという思いからです。
ひらく / 定塚さま
私たちの伝えたかったことが、見事に表現されているデザインでした。自分たちだけで考えていたのでは思い浮かばないアイデアだったと思いますし、コンセプトが直感で伝わるデザインを作っていただけたと思っています。
制作側として、特に熱量を注いだのはどんな部分ですか?
デパート / 河上
ひらく様からは、ページトップから各店舗サイトのリンクまでをできるだけ短くしたいというご要望をいただいていました。領域を多く取れば、それだけ伝えたい言葉や写真を充実させることも、情緒的な表現もしやすいのですが、今回は各店舗のサイトへの導線という役割も重要なポイントになるので、少ない領域でどれだけの情報量を直感的に伝えるかという点は、特に力を注いだ部分です。
ひらく / 定塚さま
サイトを訪れた方は数秒しか見ない、と考えてのオーダーでした。ブランドのことは説明したいですが、その目的はお客様に来店いただくことです。そういう意味でも店舗サイトへのスムーズな導線はとても重視していましたね。結果的にワンスクロールでアクセスできますし、理想的な形になりました。
デパート / 伊藤
限られたスペースで効果的に伝えるために、キービジュアルの写真の切り替えにも工夫を凝らしています。例えばパソコン表示では、より多くのシーンをお見せするためにスペースを3分割しました。3スペースそれぞれでランダムに写真が切り替わるんですが、動画と写真が混ざった少し珍しい仕様になっています。それぞれのシーンを自然に見てもらえるよう、表示や切り替えのタイミングなど細かな体感にもこだわって、エンジニアと相談しながら実装していきました。
“お客様と同じ深さ”のブランド理解から生まれる、円滑なコミュニケーション
プロジェクトの進め方や関わり方など、パートナーとしてのデパートの印象はいかがでしたか?
ひらく / 定塚さま
我々がぼんやり思い描いていることをしっかり汲み取ってくださるのが印象的でした。言語化しにくいことを「こういうことですよね?」と言葉にしていただくことも多かったんですが、こういうコミュニケーションは私たちと同じ深度でのブランド理解がないと難しいと思うんです。
ひらく / 浅野さま
制作に入る前に店舗にも来ていただいて、お店を見ながら丁寧に文喫についてヒアリングしてくださいました。そうしてブランドとお店の理解をイチから…というよりむしろゼロの地点からしていただいたからこそ、制作段階でもコミュニケーションがスムーズだったのだと思います。文喫を大事にしてくださっている、という安心感もありました。
デパート / 河上
ありがとうございます。作る側としても実際のお店やサービスをしっかり知ってこそ、という気持ちはあります。理解して咀嚼する時間は僕たちもワクワクしますし、デザイナーもそこからアイデアを得られるので、大事なプロセスだと思っています。
サイトを軸に、新たなコンセプトで走り始めた「文喫」
ブランドサイトが完成して半年ほど経過しましたが、どんな手応えや変化がありますか?
ひらく / 定塚さま
このサイトを見てお近くの店舗を知り、来店してくださるお客様もいらっしゃるので、期待していた機能が果たせています。SNS広告を出す際も、これまでは個店にリンクするしかなく、文喫そのものの訴求や、施策が全店共通である場合などに不便を感じていましたが、ブランドサイトに遷移した後、次にアクセスすべきサイトがわかりやすくなったことで、離脱せずに来店いただけるのだと思います。やはり、写真での表現はすごく効果的に働いています。
ひらく / 浅野さま
法人のお客様からのお問合せルートも整理できました。以前は店舗サイトと運営会社である当社サイトとの接続が弱く、店舗にご相談が行きがちだったんです。ブランドサイトができて以降は理想的なルートでお問合せいただけるようになり、担当部署への連携もスムーズになっています。対外的に文喫を説明する際もブランドサイトを見せてお伝えできるので、ツールとしても有効に活用できています。
良い手応えが感じられているのですね!最後に、文喫としての今後の展望やデパートとの共創可能性、期待についてもお聞かせください。
ひらく / 浅野さま
今回ブランドサイトを作り、文喫を「くつろげる、自由で楽しい本屋。」と表現したことは、文喫事業としても一つの転換点だったように思います。サイトを作って終わりではなく、次の転換点を見据え「今、お客様に何を伝えるべきか」を考え続けながら、新しい挑戦を続けていきたいと考えています。
ちなみにデパートさんには、すでに新しいプロジェクトもご相談しています。我々の意図をしっかり汲み取ってくださること、ズレのないトーンでアウトプットイメージを共有してくださることに とても安心感を持っていますので、変わらずお力添えいただきたいです!
デパート / 河上
ありがとうございます!文喫もそうですが、ひらく様のプロジェクトは前例のない独自の取り組みが多く、ご支援する我々にとっても非常に刺激的です。引き続き、ご評価いただいているスタンスとクオリティを維持しながらご支援していきたいと思います。よろしくお願いします!
本プロジェクトの実績はこちらから
文喫 ブランドサイト
株式会社ひらく さまの関連実績
BUNKITSU TOKYO サイト
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