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サイト設計とは?目的や活用したいツールを紹介

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サイト設計とは?目的や活用したいツールを紹介

ビジネスの場がオンラインに広がったことから、自社サイトの充実が求められています。さらにサイトの在り方は、単に企業情報を伝えるだけでなく、顧客に自社の価値や思いを伝える場として十分な内容を盛り込む必要があります。しかし、Webサイトの充実には綿密な設計が欠かせません。 今回は自社のサイト設計について、行うメリットやコンテンツの種類、活用できるツールを紹介します。自社サイトの新規作成やリニューアルを検討する際にぜひ役立ててください。
サイト設計とは?目的や活用したいツールを紹介

サイト設計とは?

サイト設計とは、企業が自社サイトを作るうえで、目的やターゲット、テーマなどを決める取り組みを指します。Webサイト運営におけるベースを作ることです。なお、Webサイトの設計は下記の手順で進めます。

  1. 課題の洗い出し
  2. 目的の明確化
  3. キーワードとターゲット設定
  4. コンテンツ企画
  5. サイトストラクチャの作成
  6. サイトマップの作成
  7. ワイヤーフレームの作成
  8. デザインの制作、実装

サイト設計は自社を取り巻く状況を把握したうえで、「誰に」「何」を伝え、顧客に「どのようになってほしいか」を伝えるための道筋を立てます。上記の流れでサイト設計を進めると、一貫性のあるサイトを立ち上げられるでしょう。

サイト設計を行うメリット

ここからはサイト設計を行う3つのメリットを紹介します。サイト設計を行ってから着手すると、サイトを俯瞰的に見ながらの運営が叶います。

 

サイトの全体像を把握できる

サイト設計ではサイトの全体像を決めて細部に落とし込んでいくため、全体像をつかんだうえで構築が可能です。サイトの全体像をつかむと、テーマがぶれにくくなったり専門性が高まったりするメリットがあります。

なお、サイト設計で築いた全体像は担当者だけでなく、関係者や企業全体で共有しましょう。関係者だけでは気づかなかった使いにくさや不足するポイントを補える可能性があります。

SEO施策を打てる

サイト設計を行うと同時に実践したいのがコンテンツのSEO施策です。SEO(Search Engine Optimization)は「検索エンジン最適化」を意味し、自社サイトがGoogleやYahoo!などで上位表示されるようにする取り組みです。顧客が商品や悩みをインターネットで検索する際のキーワードを自社サイトに盛り込んだり、訪問者にとって親切な設計を行ったりすると上位表示を目指せるでしょう。クローラーは、サイトのリンクを辿り、サイトの内容をチェックします。そのため、クローラーが回遊しやすいサイト設計を行うとSEO対策につながります。

これまでSEO施策を打っていなかったサイトの場合、サイト設計を行うことでSEO施策を講じながら内容を充実させたWebサイト作成が可能です。

より多くの顧客に自社サイトを閲覧してもらうためにも、サイト設計ではSEOを意識した構築がおすすめです。

ユーザビリティ向上が期待できる

サイト設計は顧客の使いやすさをあらわす「ユーザビリティ」の向上も期待できます。それぞれに設けるページの目的や関連性を明確にし、コンテンツを組んでいくことで顧客が使いやすいサイトに仕上がるでしょう。

ユーザビリティが向上すると訪問者が何度も訪れたり、滞在時間が長くなったりする効果が期待できます。滞在時間が長くなると商品やサービスの購入の可能性が高まり、最終的に自社の利益につながるでしょう。

種類別にサイト設計を解説

ここではサイト設計のポイントをサイトの種類ごとに紹介します。今回は3種類のサイトを例に説明するため、自社が制作するイメージを高めましょう。

 

ブログやアフィリエイト

1つ目はブログやアフィリエイトです。ブログやアフィリエイトの場合は、自社に関連するテーマからいくつかのカテゴリを用意し、記事を配下に入れる構成でサイト設計します。

例えば、健康に関する記事を立てるときは病院や薬、対処法などとツリー型で階層構造を設計していきます。カテゴリを用意しテーマに沿ってページを作成すると、専門性が高まりかつ顧客が周回しやすいサイトになるでしょう。

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コーポレートサイト

2つ目のコーポレートサイトでは企業情報や沿革、また扱う商品・サービスなどの紹介を行います。企業の顔となるコンテンツのため、サイト設計を丁寧に行ったうえで作り込んでいきましょう。

コーポレートサイトの設計を行う際は基本情報はもちろん、社風や社員インタビューなど、オリジナリティのある要素を盛り込むと、認知度を高めるだけでなく採用にもつなげることが可能です。すべてのステークホルダーに対して「自社訴求」を意識した設計を行いましょう。

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ECサイト

3つ目は広く使われるECサイトです。ECサイトにおいても使い勝手を向上させるために、設計は欠かせない要素です。ECサイトでは商品ページや運営情報、買い物かご、マイページなど、さまざまな情報を掲載します。そのため、サイト設計を丁寧に行わなければ、使い勝手の悪いコンテンツになる可能性が高いでしょう。「ECサイトに必要な機能」「買い物の流れ」を意識し、整理してからコンテンツを構築するのがおすすめです。

ECサイトではユーザビリティが重視され、使いにくいと考えられた場合、購入や訪問者が減る可能性があります。商品をより多くの方に広め、売上上昇を目指すために、サイトも綿密な計画を行いましょう。

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サイト設計に活用できるツール

ここからはサイト設計に活用できる3つのツールを紹介します。いずれもサイト設計やコンテンツ制作の段階で活用される人気のツールのため、導入を検討できると良いでしょう。

なお、各ツールの使い方が分からない場合は、専門家のサポートを受けながら導入やサイト設計するのがおすすめです。

 

Ahrefs

Ahrefs(エイチレフス)は、サイトが検索エンジンで上位表示されるために必要なSEO施策に適したツールです。競合他社のサイト、検索エンジンでの関連記事やキーワードの情報を収集・分析して自社サイトの最適化に役立てられます。利用料金は月額12,500円がかかりますが、サイト制作がはじめての方でも競合サイトの分析をスムーズに行え、自社のやるべき施策を検討できるためおすすめのツールです。

xmind

サイト設計にはxmind(エックスマインド)をはじめとしたマインドマップの活用がおすすめです。マインドマップは自社の在り方や立ち位置、話し合いででてきたアイディアなどさまざまなトピックを効率的に整理できるツールです。高い操作性と色合いが特徴的で、ツールの使用に不慣れな方でも取り入れやすいでしょう。ホワイトボードや紙面でのブレインストーミングだけでなく、ツールを活用して効率的にアイディア出しを行ってみましょう。

なお、xmindは年間6,800円(税込)の有料版だけでなく、無料版もあるためお試しから活用できます。

Figma

Figma(フィグマ)はサイトのワイヤーフレーム作成をチームで行う際に適したツールです。ワイヤーフレームはサイトの設計図のようなもので、「どこにどのコンテンツを配置するか」「どのリンクをどこに飛ばすか」などの形を組み立てることです。Figmaを使うと複数人で同時に1つのフレームを作成できるため、効率的にサイト設計を行えるでしょう。

価格は月額で無料や1,800円、6,750円や11,250円と選択可能です。自社の規模や必要な内容により使い分けましょう。

※今回紹介したツール料金は2024年4月現在の価格です。

まとめ

各企業が自社サイトの充実を図る中で、サイト設計は欠かせないポイントです。自社の強みや課題、顧客へのアピールポイントを整理したうえで「使いやすいサイト」を作りあげると、訪問者が商品やサービスを検討しやすくなるでしょう。また、検討機会が増えるとおのずと購買意欲や購入数にもつながります。

 

しかし、サイト設計は自社で取り組むと労力がかかり、また効果を十分に見込めない可能性もあります。もしも自社でサイト設計や構築に不安をお持ちでしたら、株式会社デパートへご依頼ください。業界や業種を問わず、自社にあわせたサイト設計を提案いたします。

 

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