Serviceウェブアクセシビリティ支援

ウェブアクセシビリティ対応支援

ウェブアクセシビリティとは、高齢者や障がいのある方、利用環境などに関わらず、すべての利用者がWebサイト上の情報や機能を支障なく利用できること、およびその度合いを意味します。
デパートでは、ウェブアクセシビリティに関する方針策定から、診断、実装、試験に至るまでを一貫して支援しています。誰にとっても利用しやすいWebサイトの実現に向けて、サイトの状況や運用体制に合わせてサポートします。

ウェブアクセシビリティ対応支援で解決できる課題

ウェブアクセシビリティへの対応は、法改正への備えだけでなく、Webサイトにおける使いにくさや情報の伝わりにくさといった課題の改善にもつながります。
次のようなお悩みはないでしょうか。

コーポレートサイトの場合

企業情報やIR・採用情報などを掲載しているものの、アクセシビリティへの配慮が十分でなく、すべての利用者に情報が届いているか不安がある。

採用サイトの場合

多様な人材の確保(DEI推進)が求められる中、応募フォームや情報閲覧の操作性への配慮が十分でなく、求職者にとって利用しづらい可能性がある。

ECサイトの場合

文字サイズや操作性の問題で高齢者が購入手続きを進めづらく、機会損失(離脱)が発生している可能性がある。

自治体・公共関連サイトの場合

JIS X 8341-3への対応が原則として求められている一方で、専門的な知見やアクセシビリティ対応の実務ノウハウが不足している。

サステナビリティサイトの場合

ESG・サステナビリティ情報をWeb上で開示しているものの、読み上げ対応や構造設計が不十分で、ステークホルダーに対して十分に情報が伝わっていない可能性がある。

海外展開を視野に入れている場合

欧米を中心にアクセシビリティに関する法整備(義務化)が進んでおり、グローバル基準にどう対応すべきか悩んでいる。

ウェブアクセシビリティ対応の進め方

ウェブアクセシビリティ対応は、一度の改修で完了するものではなく、現状を把握しながら段階的に進めていくことが重要です。
多くの企業では、以下のステップで段階的に対応を進めています。

※取り組み内容や進め方は、企業ごとの課題や目的、サイトの状況によって異なります。
下記のすべてを段階的に実施する場合もあれば、必要な対応から部分的に進める場合もあります。

  1. Step01

    現状のWebサイトの問題点を把握する

    自社サイトが抱えるアクセシビリティ課題を診断ツールや専門家による評価を通じて把握します。
    例えば、次のような問題が発見されることがあります。
    • 画像の代替テキストが設定されていない
    • フォームのラベルが適切に設定されていない
    • キーボード操作に対応していない
    • テキストのコントラストが不足している
  2. Step02

    目標レベルを設定する

    WCAGやJIS X 8341-3といったウェブアクセシビリティのガイドライン・規格では、3つの適合レベル(A、AA、AAA)が設けられています。
    レベルA最低限の対応しなければいけないレベル。比較的取り組みやすい項目が中心です。
    レベルAA公的機関が求められているレベル。情報設計やデザインの段階から検討が必要です。
    レベルAAA適合レベルA・AAよりもさらに高い配慮が求められるレベル。利用者への配慮をより高められる一方で、完全に対応することはケースによって難しい場合があります。

    ※多くの企業では「適合レベルAA」を目標とするケースが一般的です。

  3. Step03

    改善計画を立てて改修を行う

    アクセシビリティ改善では次のような対応を行います。
    • 代替テキストの追加
    • キーボード操作対応
    • コントラスト改善
    • HTML構造改善
  4. Step04

    アクセシビリティ対応状況を公開する

    一連の対応が完了したら、その取り組み内容を「ウェブアクセシビリティ方針(ポリシー)」としてまとめ、Webサイト上で公開します。
    この方針には、対応の対象範囲、目標とした適合レベル、試験結果、今後の取り組みなどを明記します。

    方針の公開は、JIS X 8341-3の考え方に基づき、多くの企業や団体で行われており、企業の透明性を示すとともに、利用者からのフィードバックを得る窓口としての役割も果たします。これにより、継続的なアクセシビリティ維持・向上への姿勢を内外に示すことができます。

ウェブアクセシビリティ対応支援の費用とサービス内容

ウェブアクセシビリティ対応は、診断・実装・試験の各工程で段階的に進めます。
デパートの各サービスと費用の目安です。※2026年3月現在

  • 診断簡易診断

    試験実施ガイドライン(WCAG、JIS X 8341-3)に沿って、Webサイトの現状を機械的にチェックする簡易診断です。コードや構造面の課題を整理し、簡易診断レポートとしてご提供します。
    まずは現状把握から始めたい企業に適しています。

    料金50,000円〜
  • 診断ヒューリスティック評価

    実際の利用状況を実際の利用状況を想定しながら、目視でアクセシビリティ上の課題を確認する評価です。
    機械的なチェックでは診断ができない操作性や分かりやすさの課題を整理し、改善ポイントを明確にします。想定しながら目視でアクセシビリティ課題を確認し、機械的チェックだけでは見えない操作性・分かりやすさの課題を整理します。

    料金150,000円〜
  • 実装ウェブアクセシビリティ対応支援

    ガイドライン・規格(WCAG、JIS X 8341-3)に基づき、Webサイトの改善設計や実装支援を行います。HTML構造の見直し、デザイン改善、フォームやナビゲーションの調整に加え、CMSを活用した運用を見据えた更新ルールの整理にも対応可能です。

    また、目標とする適合レベル(A、AA、AAA)も踏まえながら、目的や運用体制に応じて必要な対応内容をご提案します。対応範囲やサイト規模、CMS環境、目標とする適合レベル等によって工数が異なるため、費用は要見積となります。

    料金(要見積)
  • 試験ウェブアクセシビリティ試験(改修後)

    改善後のWebサイトに対して、ウェブアクセシビリティに関するガイドライン・規格(WCAG、JIS X 8341-3)に基づく試験を実施します。試験結果レポートとチェックリストを作成し、対応状況の確認や社内外への説明に活用いただけます。

    制作ボリューム40ページの場合
    料金560,000円〜

※ 上記費用は一例です。お客様の課題に合わせて柔軟に対応させていただきます。

ウェブアクセシビリティ対応について相談する

ウェブアクセシビリティ対応は、サイトの規模や目的によって最適な進め方が異なります。

  • どこから対応を始めればよいのか
  • 自社サイトのアクセシビリティ課題は何か
  • ガイドライン・規格(WCAG / JIS X 8341-3)にどの程度対応するべきか
上記の内容について、まずは現状を整理することが重要です。

株式会社デパートでは、アクセシビリティ診断から改善支援まで一貫したサポートを提供しています。
初期段階のご相談や簡易診断のご依頼からでも対応可能です。
まずはお気軽にご相談ください。

案件化前のご相談、
抱えられている課題など、
お気軽にご相談ください。

お問い合わせはこちら

ウェブアクセシビリティ対応におけるデパートの強み・考え方

デパートでは、ウェブアクセシビリティ対応を単なる法令対応ではなく、より多くの人に情報を届け、Webサイトの価値やユーザー体験を高める取り組みだと考えています。
そのため、ガイドラインへの形式的な準拠だけを目的にするのではなく、実際の利用者にとって使いやすく、かつ運用の現場でも継続しやすい状態をつくることを重視しています。

また、ウェブアクセシビリティ対応はサイトの規模や目的によって優先的に取り組むべき事項が異なるため、一律の進め方ではなく、各企業の状況に応じた設計が重要だと考えています。
こうした考えのもと、デパートでは以下の観点を重視して支援を行っています。

サイト規模や課題に応じた最適な進め方の設計

ウェブアクセシビリティ対応は、サイトの規模や構造、運用体制によって最適な進め方が大きく異なります。
デパートでは、ページ数や機能の複雑さ、業界特性などを踏まえ、一律の対応ではなく、各企業の状況に応じた現実的かつ効果的な進め方をご提案します。

例えば、数千ページ規模の自治体サイトと小規模なサービスサイトでは、優先すべき対応や進め方が異なるため、それぞれに適したアプローチで支援します。
そのサイトにとって何を優先すべきかを整理しながら進めることが、実際に機能するアクセシビリティ対応につながると考えています。

株式会社デパートのウェブアクセシビリティ対応の制作実績は以下の通りです。

継続的な知見の蓄積と発信に基づく支援

ウェブアクセシビリティは、ガイドラインや技術動向の変化がある領域であり、継続的な知見のアップデートが不可欠です。
デパートでは、当サイトのウェブアクセシビリティ方針(ポリシー)の公開に加え、社内での勉強会の実施やブログ・セミナーでの情報発信を通じて、知見の蓄積とアップデートに取り組んでいます。

対応範囲と費用を明確にした支援設計

ウェブアクセシビリティ対応は、「方針策定」「診断」「実装」「試験」など、複数の工程にまたがります。
そのため、はじめから対応範囲を一括で決めるのではなく、サイトの状況やご予算、社内体制に応じて、どこから・どこまで取り組むかを整理することが重要です。

デパートでは、一律のパッケージを当てはめるのではなく、お客様の状況に合わせて、できることをできるところから進められるようご提案しています。
対応範囲や前提条件、費用の考え方はできるだけ明確にお伝えしつつ、「まずは現状把握から始めたい」「優先度の高い箇所から進めたい」といったご相談にも柔軟に対応しています。

ウェブアクセシビリティ対応は、提示金額だけでは判断しにくい部分もあるため、まずは現状や課題感を共有いただいたうえで、0か100ではない無理のない進め方を一緒に整理していくことを大切にしています。

公開後の運用まで見据えた支援

ウェブアクセシビリティは、一度の対応で完了するものではなく、Webサイトの運用・更新に伴い継続的に維持していく必要があります。
デパートでは、公開後の運用も見据え、コンテンツ更新時の注意点の整理や運用ルールの設計、定期的な診断や改善提案など、継続的な品質維持関するご支援も可能です。

アクセシビリティは、公開時点だけ整っていても、その後の更新で損なわれてしまうことがあります。
そのため、運用の現場で無理なく継続できる形まで設計することが重要だと考えています。
これにより、属人的な対応に依存せず、長期的にアクセシビリティを担保できる体制づくりをサポートします。

ウェブアクセシビリティ対応支援に関するよくある質問

  • Questionウェブアクセシビリティ対応にはどのくらいの費用がかかりますか?

    Answer費用はサイトの規模や現状の課題、目指す適合レベルにより大きく変動します。

    診断のみのスモールスタートをご希望の場合は、5万円~対応可能です。※2026年3月現在

  • Question対応しなかった場合、法律による罰則はありますか?

    Answer改正障害者差別解消法には直接的な罰則規定はありませんが、合理的配慮が求められる場面が増えています。

    対応が不十分な場合、国からの助言・指導、勧告といった行政措置の対象となる可能性があります。また、状況によっては法的な紛争に発展する可能性もあり、企業の信頼を損なうことにもなりかねません。そのため、法的リスクや信頼低下を未然に防ぐ観点からも、事後対応ではなく、事前措置としてウェブアクセシビリティ対応に取り組んでおくことが重要になります。

  • Questionすべてのページを完璧に対応する必要がありますか?

    Answer必ずしも全てのページを最初から完璧に対応する必要はありません。

    まずは企業の主要なサービスに関連するページや利用頻度の高いページに対象範囲を絞り、段階的に対応を進めるのが現実的です。

  • Questionアクセシビリティ機能を追加するツールを導入すれば、対応は完了しますか?

    Answerアクセシビリティ機能を追加するツール(アクセシビリティオーバーレイ)は、利用を補助する手段の一つです。

    ただし、それだけでアクセシビリティ上の課題が解消されるわけではなく、本質的な対応とは言いにくい側面があります。

    利用者によっては、すでにご自身に合った環境や設定でWebサイトを利用している場合が多いため、サイト本体の構造やコンテンツ、操作性をあわせて見直していくことが重要です。

  • QuestionWebサイトのリニューアルとあわせてアクセシビリティ対応はできますか?

    Answerはい、可能です。

    公開済みのWebサイトに対して「アクセシビリティ対応のみ」を行う場合は、CMSの仕様や既存システムの構造など、考慮すべき点が出てくるため、対応内容によっては部分的な改修だけでは進めにくいケースがあります。

    一方で、リニューアルのタイミングにアクセシビリティを要件に含めると、情報設計やデザイン、HTML構造などをまとめて見直しやすく、対応を進めやすいタイミングといえます。

    デパートでは、アクセシビリティ対応のみのご相談、リニューアルとあわせたご相談のいずれにも対応しています。
    まずはサイトの状況や課題感に応じて、お気軽にご相談ください。

ウェブアクセシビリティ対応をご検討中の方へ

ウェブアクセシビリティ対応は、すべての利用者が利用環境などに関わらず情報へアクセスできる環境を実現するための重要な取り組みです。

また、アクセシビリティ改善はユーザー体験の向上(UX)やAI検索への最適化(AIO)にも良い影響を与えることがあります。専門的な知識が必要となる領域でもあるため、外部の専門会社の支援を活用することで、効率的かつ確実にアクセシビリティ対応を進めることができます。

株式会社デパートで提供するウェブアクセシビリティ対応支援サービスでは、方針策定から、診断、実装、試験に至るまで全てを一気通貫してご支援いたします。単に法令対応としてだけではなく、企業やサービスにおける最適な形で、誰もが使いやすいWebサイトの実現を目指しています。

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ウェブアクセシビリティ対応支援サービスのナレッジ

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ウェブアクセシビリティ対応支援の制作事例

キリンホールディングス株式会社|KIRIN MY WAYS サイト構築

キリンホールディングス株式会社
株式会社スマイルズ(プランニング・プロデュース)
株式会社STAND FOUNDATION (デザイン)

キリン・ホールディングスさまの次の100年に向けた姿勢を指し示すための特設サイト「KIRIN MY WAYS」のフロントエンド・CMS構築を担当しました。

JNCエンジニアリング株式会社|コーポレートサイトリニューアル

JNCエンジニアリング株式会社

企業設立60周年を迎えられ、ますますの企業ブランドの強化を図るべく、コーポレートサイトのリニューアルをさせていただきました。

株式会社ポプラ社|"こどもが本好きになる”小・中学校向け電子書籍読み放題サービス『Yomokka!(よもっか!)』

株式会社ポプラ社

この度、「MottoSokka!」の開発・保守運用を担当されているテックファーム株式会社様のパートナーとして、同サービスに内包される、本が好きな子でも苦手な子でも読みたくなる“電子書籍読み放題サービス”『Yomokka!』の開発をご支援させていただきました。